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佐倉想の耳打ち

マジでずるい。ずるすぎる。何で聞かせてくれんのよ。何で " ご想像にお任せします " なのよ。

 

silent最終回。イルミネーションの中での想の耳打ち。何を言ったのか知らされてもいなければ口元さえ見せてもらえずに、想像に委ねられたラストシーン。

 

まず、このドラマでは、過去のやりとりとリンクする、対比される場面が多かった。その中でも個人的に印象的なのは湊斗が " 想 " って呼びかけるシーン。高校時代は想が気付かないふりをして、再会直後は反応がなくて湊斗がそれを受け入れられなくて、でも最終的にはLINE使って呼びかけてすぐ近くにいるのに気付かないふりをする、というこの一連。

 

話を戻すと、最終回は放課後に一緒に黒板を綺麗にしているところで、想が「" 紬 " って珍しい名前だよね」って言って、下の名前が呼ばれたことに紬が喜んでる、そんなシーンから始まる。そして物語終盤で、紬はもう一度想に名前を呼んでもらおうとして、想は気付きながら読んであげない、と思いきや何かを耳打ちする。2人は楽しそうに耳打ちを繰り返す。そんなシーンが描かれた。

8年後の2人は同じ教室にやってくる訳だけど、手を繋いで帰る。それは8年前と同じ。そしてイルミネーションの中で紬が「何か言いたいことある?」って問いかける。からの想の耳打ち。

 

どっちの耳打ちも内容は明かされないんか。もうマジでずるい。

 

高校時代の黒板耳打ちは、紬のリクエストからすると想が " 紬 " と呼んだのだろうか。紬も耳打ちを返してるから、" 想くん " って呼んだのか、とも思ったが、大学入学直後の公園での " 想くん " が初めてな気がするので、" もう1回!" とか、そんなところだろうか。SNSで話題になってて気付いたけど、想の最後の耳打ちの時、黒板に写った影が、まるでキスしてるようだったことを踏まえると " 好きだよ、紬 " までは妄想ができる。

 

とすると、8年後のイルミネーション耳打ちは。きっと黒板耳打ちとリンクする内容だったはず。湊斗のことは偶に声を出して " 湊斗 " と呼ぶ想。" 青羽のことも名前で呼んであげて " と湊斗に言われた想。" 伝えたいことあるからもうちょっと待ってて " と言った想(これマジでsubtitleの歌詞まんまよなすごい)。耳打ちの後に涙を浮かべた紬。これらを踏まえちゃうと、やっぱ " 好きだよ、紬 " なのでは?と想像するし、黒板耳打ちもやっぱりそういう内容だったんだろうなと思う。

 

いや、でも、もしかしたら " 好き、付き合って " かもしれない。高校の時と同じ告白。いやーありそうだな、全然ありそう。紬が泣きそうになるのも分かる。

 

結論は、分かんないんですけど、だって答え知らないんで。でも最終回でこんな形で余韻残すsilentってすごいドラマすぎる。

テンポが遅い訳じゃないのに、丁寧で無駄がなくて、主要人物がちゃんと描かれていて、うわ〜こことあそこが繋がるんだ〜っていう演出がたくさんあって、でも全然嫌らしくない。主題歌も天才だったし、2022年ナンバーワンの良質ドラマ。天才。

真相は、愛で消えた。

「真相は、愛で消える。」とはどういう意味なのか。最終回までよく分からなくて、最終回で目の当たりにした。まさに、真相は、愛で消えた。

色んな人の「最愛」があって、どれもが物語に埋もれることのない真っ直ぐな「最愛」だった。あのクソ渡辺親子の渡辺昭の「最愛」でさえ、息子しか見てない「最愛」だった。

 

真田梨央の「最愛」は朝宮優。薬を創る夢も、優の携帯から動画を消したのも、危険だと分かりながら優と白川郷に行って優を逃そうとしたのも、全部ぜんぶ優を愛するがゆえ。

あの日の夜に何があったのか明らかになった後、大輝は「梨央は知ってたのかもしれん」と言い、藤井は「そんなこと誰にも言わずに抱えられるものだろうか」と返した。そう、梨央は15年間、ずっと誰にも言わずに抱えて生きてきた。あの日、自分の身に何が起きたのか、弟が何を犯したのか、そして恐らく父が犯したであろう罪についても。誰にも言わないと決めて、「最愛」のもう一方で大きくなっていた大輝への想いは、彼が警察官を目指すと聞いた時に、しまうと決めた。

 

朝宮優の「最愛」は朝宮(真田)梨央。姉を守るために犯した罪。その記憶は飛んでいたけれど、動画を復元して事実を知り、姉の傍にはいられないと姿を消した。きっと真田姓となった梨央と過ごす東京の日々にはあまり良い思い出もなかった。それでもやっぱり姉を守ろうとして、後藤に近づいて情報屋になった。渡辺昭に罪を告白し、危うく再び殺人を犯すところだった。梨央に殺人の疑いがかけられていると知ると、大輝に動画を見るよう促し、「生田誠」とは「朝宮優」であることを暗に伝えた。梨央を愛するがゆえに危険を冒した。

 

橘しおりの「最愛」は笑えていた頃の自分。あの悪夢の日さえなければ、あの男さえいなければ、自分だって笑って過ごしていただろうに。真田梨央の歩む道と自分の歩む道を比べ、世の中の不公平さに愕然として、何かに取り憑かれたかのように真田ウェルネスの周辺を嗅ぎまくる。「罪を犯した人間は報いを受けるべき」この言葉はクソ渡辺親子に向けられ、梨央にも向けられる。梨央が家族と会社の罪を背負い、地位を失い落ちていくとして、「世の中は公平だ」と証明できたとして、しおりの目的が達成できたとしても、気持ちは晴れたのだろうか。「殺されでもしなれければ世に名前が出ることはない」結局、この伏線が回収されてしまい、「最愛」を取り戻すことはできなかった。

 

後藤信介の「最愛」は真田グループ。自分の居場所。梨央に冷たく当たっていたのは、自分こそが真田ウェルネスを支えているのだという自負があったからか。はたまた若き社長である梨央の存在が、自分の居場所を揺るがしているという恐れを抱いたためか。500万円を渡辺昭に渡すよう優を仕向けたのは間違いなく後藤。もし渡辺康介の事件に梨央が関与していたなら、これは梨央を追い出す格好の理由になったはず。それなのに、渡辺昭を黙らせようとしたのは、もし梨央が殺人事件に関わっていたとでもなれば、それこそ真田ウェルネスの信用問題で、梨央を追い出すばかりか自分の「最愛」までもが失われかねないと思ったからではないか。(クソ息子への愛を叫びながら500万円を受け取る昭はどこまでもクソ。編集長の方が何倍も潔い。)

自分の居場所を守りたくて、不正にまで手を出してしまった。梨央の弱みを握ろうと利用していたはずのしおりに自分の不正を暴かれ、必死に隠蔽しようとした。それでも全ての罪を被ろうとした梓を前に、後藤は自分が自分の居場所に留まることではなく、その居場所そのもの、「最愛」を守ることを選んだ。

 

真田政信の「最愛」は真田梓。両親が離婚し、母親に引き取られた。東京に出てきた梨央に冷たく当たったのは、母をとられると思ったからかもしれない。梓は「自分は母親に向いていない」と言うが、政信は会見で罪を被る母を前にして大泣きし、母ではなく自分が逮捕されてもよかったんだと言った。それは梓がちゃんと母親だったという証拠だろう。

 

真田梓の「最愛」は真田ファミリー。仕事人間の梓は、自分は母親には向いていないと言うけれど、彼女は血縁を超えた真田ファミリーを愛していた。後藤の不正に対して、寄付金の穴埋めはしたのだからそれでよいと梨央を牽制したのは、梨央に自ら責任を負わせないため、後藤の立場を守るため。後から自分が全ての責任を背負うため。梓は後藤の秘密だけでなく、加瀬の秘密についても悟っていた。いつから知っていて、どこまで知っていたのかは分からないけれど、最後まで加瀬を守るため、やってもいない罪について問われても黙秘を続けた。「辰雄さんの気持ちは分かる。自分だってそうしたと思う。」その言葉に嘘はなかった。

 

朝宮辰雄の「最愛」は朝宮梨央と朝宮優。あの日、辰雄は組合の会合だと嘘をつき、梨央の進学の件で加瀬と会っていた。優の電話で急いで寮に戻り、絶望の光景を目の当たりにする。そして全ての罪を自分が被ると決めた。梨央と優の将来のため。動画を残したのは、第一には自分に何かがあった後に梨央や優が記憶を取り戻した場合に備えて。ただ、巻き込んでしまった加瀬に迷惑をかけたくない意味もあっただろうし、もしかしたら加瀬が正義感から真実を告白することを恐れたのかもしれない。絶対に梨央と優だけは守る。言葉では尽くせない覚悟と愛。

 

加瀬慶一郎の「最愛」は真田梨央と朝宮優。あの日の現場に居合わせた加瀬は、辰雄の家族への愛を目の当たりにした。両親が早くに亡くなった加瀬にとってはそれが痛いほど響いたのかもしれない。辰雄の罪に加担した日からなのか、それとも辰雄が亡くなった時からなのか、加瀬は辰雄の「最愛」を引き継ぐかのように梨央と優を守ってきた。梨央と優の秘密を知りながら、何も知らない振りを続けた。優の罪を知り、クソ発言を並べる渡辺昭に対して二度目の罪を犯した。梨央の夢を守るため、しおりの元を訪れた。「社長はあなたが思っているほど幸せじゃない。何も手にしていない。」しおりにこの言葉は響かない。あの日からずっと梨央を支え続けてきた加瀬にしか分からないこと。誤って転落したしおりを、一度は助けようとしたが、思いとどまってしまった。再び罪を重ねた。梨央と優を愛するがゆえの選択。

「全てを知る人物」とは加瀬のことだった。彼もまた15年間何一つとして明かさずに生きてきた。法律という武器を手に人を救うはずの弁護士が「法律で守れないものがある」なんて並大抵の覚悟では言えない。「2人には一点の曇りもない人生を歩んでほしい」そのために自分は一線を越えた。戻るつもりもない。「逃げたって何も変わんないぞ」それはまさに加瀬の望みで、梨央と優が何も知らずにこれからを生きていくことを望んだ。そして2人を大輝に託した。

 

宮崎大輝の「最愛」は朝宮(真田)梨央。連絡をとらなくなってから15年間、想いが消えることはなかった。望んだ形での再会ではなくて、時間や立場が阻んだ。刑事としての立場を忘れることができず、斜め前にしか座れなかった。「梨央」と呼ぶこともできなかった。それでも梨央の疑いは自分が晴らすと決めた。白川郷では刑事という立場を超えて梨央と優への気持ちが溢れた。優のことも助けると誓った。左遷はさせられたが、梨央と優が笑顔ならそれで良かった。

事件解決を諦めなかったのは刑事として。でも加瀬に行き着いてしまった時は、刑事としてではなく、梨央と優を愛する1人の人間として苦しかったはずで。それは梨央と優にとって加瀬がどれほど大きな存在で、加瀬がどれほど2人を守ってきたか知っていたから。同郷の人間と話す時にしか出なかった岐阜弁が思わず出ていた。加瀬との電話の後、大輝は梨央から幸せに満ちた報告を受け取る。「やっと訪れた2人の幸せをどうか壊さないでやってください」加瀬の「最愛」を受け取り、それに自分の「最愛」をも重ねた大輝は、梨央に真実を告げないことを決めた。少なくとも加瀬が見つかるその日までは、と。

 


真相は、加瀬と大輝の愛で消えた。

 


梨央と優も(そして後藤も)真相は悟っている。加瀬がいなければ梨央の夢は叶わなかったし、優が不起訴になることもなかった。加瀬に憧れて優が新たな夢を抱くこともなかった。2人にとっては加瀬も「最愛」のひとり。どんな真実であれ、それは加瀬が自分たちを想うゆえだったことだと分かっている。受け止める覚悟はできている。

「お前が笑顔ならそれでいい、簡単な男や」そのための秘密。「捜査情報」なんて言うのはただの口実で、これも梨央を愛するがゆえ。「何となく分かっとるよ」梨央がそう言ったのは、秘密を抱えながら生きることの苦しさを知っているからこそ、「最愛」の大輝が抱えること選んだ重さを分けてほしかったのかもしれない。でもそれ以上は言わない。大輝の想いも分かるから、消えた真相を、パンドラの箱をこじ開けようとはしなかった。

 


全ては、愛するがゆえ。真相は、愛で消える。これ以上ないキャッチコピーだった。

推しの結婚

みんなよく覚えてるよなあ。二宮和也が結婚を発表したのは11月12日らしいです。なにわ男子のデビューが発表された時に、同日だってざわついてた。櫻井翔相葉雅紀がそれぞれ結婚を発表した9月28日。私は来年になったらこれまた忘れてるだろうけど、覚えてる人は覚えてるのだろう。

 

アイドルの結婚には様々な意見があるけど、私の立場は「どうぞ、ご自由に!」。私は表舞台に立っている彼らを見ていたいのであって、言ってみればそこに対価を支払っている訳だし、舞台に立っていない時のプライベートの彼らを拘束する権利なんてファンにはないと思う。制約があまりにもありすぎるせいで、アイドルがアイドルを辞めてしまう方が嫌だよ、私は。おまけに私はアイドルに " リアルに恋する " タイプでもない。

 

二宮和也の結婚は、それこそ界隈が荒れるに荒れてた。私もはじめは「今?!」って思ったけど、よくよく考えればそんなに言うか?と思い直すに至った。だって、彼はいずれ絶対に結婚すると思ってたし、 " 活動休止したら誰かは結婚するよね〜 " という空気がある中で、活動中に大きな決断したのは、我儘や自分勝手ではなく、それはそれで誠意だと受け取った。(ご自由に!と言っている人間が誠意だの何だの言うこと自体おかしいかもしれないけれど。)

もちろん、活動休止中のこのタイミングで発表した櫻井翔相葉雅紀に誠意がないと言っている訳では決してない。これはこれで配慮を感じたし、2人が思ったタイミングが偶々重なって同時発表に至ったんだろうけど、結果として矢の向く方向が一つじゃないのは、クッションがあって良かったとも思う。

 

ただこんなこと言い連ねておいて、抱くこの感情は何なんだろうなあとここ2日ほど考えた。二宮和也の時も抱いた感情で、時間が経過するとともに消えていったんだけど、何なんだろなあ、と。その答えにさっき気が付いた。2年前には分からなかったこの感情の正体。

それは " 友達が結婚する " という感覚。

この2年間、私も周りの同世代が結婚しはじめて、お祝いを渡したり、それこそ結婚式に出席したり、ということがあった。" おめでとう " という気持ちでいっぱいだけど、ああ結婚するんだなあっていう " 寂しさ " とも違う、言葉では表しづらいけど、そんな気持ち。

 

嵐のことを友達と思ったことなんてないけど、思えば思うほどこの感情がぴったりしっくりくるのです。なんでかな。私の青春の隣にずっといてくれた嵐だからかな。そうね、青春だもんね。気づかないうちにそういう " 近い " 存在に思っていたのかな。


そう、だからこれは、いわば " 友達 " の門出なのです(いやたぶん違う)。幸せを願わずにはいられません。

2年前は言えなかったけど、二宮和也くん。おめでとう。

この度は、櫻井翔くん。相葉雅紀くん。おめでとう。

 

嵐の活動再開、気長に待ってますね。

「トラウト釣りに渓流に行く」

つい数日前、私は「トラウト釣りに渓流に行く」シーンを待ち望んでいる、と書いた。本当にとても待ち望んでた。SNSの写真見て " これは…くるぞ! " と期待に胸を膨らませていた。

なのに…なのに…なのになのになのに!

実際は、全然待ち望んでいた展開ではなかった。もう2人できゃっきゃしてくれてれば良かったものを。

第8話でレストランデートを逃した真柴と駿は、喧嘩モードかと思いきや真逆。土下座で謝り、朝食を作り、これからはスマホを持つと言うではないか。真柴も全然怒ってないし、むしろ朝食を作ってくれたこと、スマホを持ってくれることに、それはそれは嬉しそうだった。

「あとでこれ送るね」と写真を嬉しそうに見せる真柴に駿も満面の笑み。それは、レストランで目の前にシャチはいたけど、その時も真柴は駿のことを想っていたということだから。時を戻すが、実際「こんな美味しいものを食べ損ねるなんて勿体ないことしましたね」と言っていたし、真柴はシャチには靡かない。

対する駿も「どうして来なかった」とシャチに詰められたものの、最後に「ありがとうございました」と言う。シャチを見て、追いかけるのをやめてしまったが、渡す気は更々ない。これは真柴くるみ藤野駿の勝利!シャチは完敗!

そう心踊ったここが第9話のピークだったのである(頑なな駿派)。

「渓流に行こう」となって、" ついに…! " と期待をさせておいて、おっと、喧嘩が始まる。切ないサントラが流れ始めて、今週の「不思議」を勝ち取るのは、もしやまたシャチなのでは、と不安になる。そしてその不安は的中する。

第7話で「何を言っても嘘っぽくなっちゃうでしょ。その代わり隣にいるから。海越えて来ちゃったからね!」と言った駿は何処に行ったのだろうか。藤野駿よ、私はあなたに200%ベッドしてるからこそ言う。仕事で辛い時に、 " 逃げるな " って言われたらそりゃ無理だわ。逃げたいもんは逃げたいんだよ。

欲しい言葉は人それぞれ。真柴が言った " 答え " も本当に答えかは分からないけど、明らかに無理してる真柴には不安を全部吐き出す場所が必要だったんだと思う。だってほら、シャチの前では吐き出して、泣いてたし。

と現実世界にいる私は思う。" リアルの延長 " にあるように感じさせられるドラマだからこそ、私の " リアル " が偶に出てきては訴えてくる。

だが、これはドラマ。駿は過去に自分が逃げ出したことを後悔してるし、だからこそ真柴には逃げてほしくないって思ってて、それが色濃く出てしまった結果、真柴が本音を吐き出した相手がシャチとなってしまった。2週連続で「不思議」をシャチに譲るとは。

でもレストランで「こんな美味しいものを食べ損ねるなんて勿体ないことしましたね」と真柴が言ったように、" 藤野さん全然わかってないんだから " と結局は藤野駿になるはずなので。最終回は絶対に奪い返してくれよな藤野駿。

もはや「着飾る恋には理由があって」に恋してる

なんでかな、シェアハウスもインフルエンサーもあんな素敵な家もオフィスも、私にとっては現実的じゃないし、特別川口春奈ファンな訳でも横浜流星ファンな訳でも向井理ファンな訳でもない。

なのに、なんでかな。めちゃくちゃ好きになった「着飾る恋には理由があって」。

妙に " リアルの延長線 " にあるように感じさせるドラマティックさとスキップするようなテンポ感。そして " あのとき実はね… " という種明かしのようなサイドBの存在。あともちろん主題歌「不思議」(星野源)とサントラ。

「ドラマの世界観」という言葉で片付けるのも何だかな…というは気はするが、要するに私はこのドラマの世界観が好きなんだと思う。

現実世界に藤野駿みたいな人がいたら、私は真柴みたいに「携帯持ってくれたらなあ」なんて可愛いこと言わずに「お願いだから携帯を持ってくれ!!こっちが困る!!」って言う。でも" 持ってほしいな " とは思うし伝えるけど、無理強いはしないのが豆柴真柴。

駿も「beforeの真柴でいい」って言うけど  " 着飾る真柴 " がただ着飾ってるんじゃなくて、憧れだった職場で一生懸命頑張ってることを知ってるし、何より " 着飾らない真柴 " のことも知ってるから、レベル10の真柴のことは否定しないし、むしろ " どうしたいの? " って背中を押す。

確かに2人は正反対だし価値観も違うけど、真柴も駿の前じゃ完全オフモードだし、駿だって " 流れるまま水の如く " とか言いながら(" だからこそ " かも)真柴への愛情表現はストレートだし。言い合いも、目が合って交わす視線表情も、ちょっとした触れ合いも、この2人の作り出す空間は心地いい。" 甘酸っぱい " とはきっとこのことを言うんだと思う。

 

ところで、誠に申し訳ないことに、私はそれほど星野源に精通してはいない。だが「不思議」は、天才的である。特にスゴ…となるのが、1番における1回目のAメロBメロと2回目のAメロBメロの間奏。そしてちょっとアレンジされた1番と2番の間奏。

歌詞じゃないんかい!メロディーじゃないんかい!って怒られそうだけど、この間奏がびっくりするくらいドラマに溶け込んでる。ちゃんと主題歌としての主張はあるのに、ドラマから浮かずに溶け込んでるって、これは一般市民からすれば、天才としか言いようがない。

こんな天才的な曲のかかる瞬間を勝ち取れるかどうか。確かに重要な戦いである。

 

さて、第8話の「不思議」はシャチこと葉山が勝ち取ったとSNSが賑わったが、私は200%藤野駿派である。シャチになんて靡かない。前期の「オー!マイ!ボス!恋は別冊で」ではあんなに当て馬ドS先輩こと中沢パイセンに騒いでた癖にだよ、今回ばかりは200%藤野駿派なのである。

だって、真柴と駿が作り出す空気感が好きだから。シャチはそれはそれはスマートだし、イケメンだし、ハイスペックだし、行動力あるし、人の心を掴むのも上手い。そりゃあ、かっこいい。わかってる。でも、シャチと真柴の間に流れる空気は、パキッとした色をしていて、真柴と駿のそれとは違う。

それにここまで披露されてきた「うちキュン」の数々は、あの2人の空気感があるからこそ成り立つもので、そうでなければ " 漫画の実写 " になってしまう。いや、漫画の実写が悪い訳じゃない。むしろこれまでも大いにキュンをいただいてきた訳だけど。

でも、このドラマの醍醐味の一つは、" 漫画みたい! " ではなく、リアルのような、でもリアルじゃないような、" リアルの延長 " っぽさにあると思っているから。スマートシャチ社長じゃ、冷蔵庫もキャンプ場もキッチンカーも毛布も実家キッチンも成り立たないんだなあ。あれは藤野駿だからできるんだよ。と声を大にして申し上げたい。

だからこそ藤野駿よ、何故間に合わなかった。私は200%を藤野駿にベッドしているというのに。知らない人から電話きたらそりゃ出ないよ。そこはLINEの方が望みがあるってもんだ。あと陽人さんよ、1本電話いれてくれよ。そしたら豆柴真柴は…。と現実世界にいる私は思うのだが、結局はドラマなので致し方ない。第8話の「不思議」はシャチに譲ってやる。

けど私は未だに「トラウト釣りに渓流に行く」の実現を待ってるからな。私の中じゃあれが初デートになるはずだったんだから。なので、最後は真柴くるみ藤野駿エンドです。(SNSで更新された写真がそれであることを切に願ってる。)

 

King & Prince 3rd Anniversary

出逢いはそうだね、たぶん「花のち晴れ」だね。それも、あの「花より男子」の続編だったから取り敢えず観なきゃ!原作にF4出てくるらしいしワンチャンF4見れるかも〜!みたいな。そんな感じだったと思う。

正直な話、King & Princeっていう新グループが今度デビューするって言われてもあんまりピンと来なかった。岸くんと平野紫耀は名前知ってるかな〜くらい。ほかは存じ上げなかった。(その後Jr.沼に足を突っ込んで彼らがJr.のトップに君臨していたことを知る。)

だからまさか2年後にFCに入ってるなんて思ってもなかった。嵐を追いかけていた自分が、嵐からひと回り以上歳が離れたKing & Princeに釘付けになるなんて。まさか。でも、全てはそう。シンデレラガール。特に主題歌を気にすることもなく見始めた「花のち晴れ」の主題歌が、あまりにも衝撃的であまりにも良すぎた。

 

キッカケはあっても、" 好き " を理屈で説明することはできなくて。でもキンプリの何が凄いかと言われたら、それは間違いなく " ハイスペック集団であること "。バラエティーに出れば「バカ」「天然」と言われる。確かに「インテリジャニーズ」というキャラでもないし、" エッ(笑)? " とか " 日本語おかしないな " ともよく思うけど。でも知れば知るほどに、本当にキンプリはハイスペック集団だということを強く思う。

 

◯歌 楽曲のセンスはいいし、幅も広い。シンデレラガールのようなキラキラアイドルソングがあれば、Magic Touchのようなヒップホップもあるし、ORESENのようなトンチキソングもあって、King & Prince, Queen & Princess のようなバラードもあるし、Super Duper Crazy のようは洋楽っぽさある曲もある。そして、シンプルにみんな上手い。個人的には、見た目に反して(ド偏見)高音出る廉くんが推せる。

◯ダンス 紫耀海人のダンス歴が長くて、目を引いて凄い…となるのはもちろんそうだけど、決して3人が見劣りする訳じゃない。「キンプリ史上最高難易度」を何度聞いたことか。更新しまくりじゃん。

◯お芝居 日本アカデミー賞新人俳優賞が既にいるという事実。シンプルに凄い。天下の日曜劇場でメインキャストを張るし、これまた天下の月9でメインキャストを張る。それに朝ドラだって。もちろん漫画原作実写化の胸キュンにだって対応できる。紫耀海人の涙のお芝居を私は忘れない。

◯国宝級イケメン 同一グループに殿堂入りが2人いる。ファン投票がものを言うとはいえ、びっくりする話だよ。キンプリに限った話でもないけど、ファッション誌はオシャレなこともあってかマジで顔面強すぎ…となる。特に岸くんのFINEBOYSとか最近のRayとか、良すぎてもう何も言えねえ。

◯バラエティー 何故か1人で出ると驚くほどの天然さを発揮する平野紫耀。VS魂で「奇跡の25歳」と言われ、その発言で毎回のようにインパクトを残す一方、鉄腕DASHのような農業や生物の分野にも親和性の高い岸くん。神宮寺くんMCの「名所から一番近い家」は私の親世代にまでウケてる。

 

こんなハイスペック集団を追ってて楽しくない訳がない。

1年目の途中から5人で表舞台を守り、3周年を迎える直前で5人になるという大きな変化があり。冠番組も " やっと " という声が多いみたいだけど、キンプリはキンプリのペースで進んでくれればいい。

と言いつつ、4年目で24時間テレビのメインパーソナリティを任されるのはやっぱり凄いと思うし、Jr.時代からやっていたスノストを除いてYouTubeチャンネル開設するのも、TwitterInstagramもどっちも開設するのも嵐に次いでる。これらの事務所OKが出たのは3年間の結果とこれからへの期待があったからだと思うし。これから色んなことが動いていきそうで、ワクワクしている。

 

とにかく好きになれて良かったし、これからも楽しんでいく自信しかないし、いつまでも5人で笑っていてほしい。そしたら私も(時には " ニヤニヤ ")笑っていられるから。

これからも目を離さず、バチーンと追わせていただきますので何卒(笑)。

推しがブログを始め、推しがYouTubeを始めた。

推しがブログを始めた(4月22日)

マジで待ってた。7 MEN 侍のブログ。私は侍Tubeから入った人間だから、そこは既に環境が整ってたし、侍ストーリーが始まった時も「なんて出来た人たちだ!」と思ってた訳ですが、やっぱジャニーズ webへの進出はずっっっっと心待ちにしてたので。マジでめちゃくちゃ待ってた。ほんと。

 

で、始まった「異担侍日報〜侍ふ。〜」ですよ。まだ一巡しかしてないけど、予想以上にやばい。YouTubeもアイランドTVもあるから彼らの " 映像 " には慣れてるけど、" 文章 " への耐性がゼロだったことに気付く。こんなに推しの書く文章に、しかも別に胸キュンなことが書いてある訳でもないのに、ノックアウトされそうになることなんてある??こんなに嬉しいこととは、予想してなかったよ。それに、アイランドTVでも静止画がアップされることはあるけど、でも、ブログにアップされる写真の威力もなかなか。ああ〜こんなに嬉しいことなんだ、と噛み締めている。

 

7 MEN 侍のファンへのケアが素晴らしいと思うのは。去年の冬頃から始まったアイランドTV上の「侍ストーリー」も侍Tubeの金曜を除く各曜日をメンバーがそれぞれ担当していて、毎日 " 7 MEN 侍 " を享受することができていた訳です。

いくら数十秒の動画であろうと、なかなかの負担だと思うんだけど、これに加えてブログも同じ曜日を担当して更新していく訳ですよ。この素晴らしさ!例えば、土曜は、嶺亜くんのアップした動画も文章ももしかしたら写真まで享受できちゃうんだから。素晴らしくないですか!行き届いているにも程がある。

ちなみに、一般的には週の始まりって日曜か月曜なのに、7 MEN 侍の中では(恐らく)侍Tubeの金曜を軸に考えられているので、ブログのトップページが土曜始まりなんですよね。しかも嶺亜くん始まりなので、一見すると " 女帝 " が発揮されてるように見える。こういうところも、めちゃくちゃ好き。

 

推しがYouTubeを始めた(4月27日)

最初に気付いた人は本当にとてもすごいと思う。と言いつつ、話題になって、動画みて、明らかシルエットはにのだし、声も入ってるけど、 " マジ?!ほんとに?! " 感が拭えず、動いているご本人登場までは様子見してたのが私です。

いや〜好きそうだもん。うまく説明できないけど、好きそうだもん。だからいざ始まるとなれば、そうだよね、となるし、バラエティー二宮和也の安定感には信頼と実績があるから、シンプルにめちゃくちゃ楽しみ。

しかも、メンバーはみんな二宮くんのおともだち。確かに、中丸くんと山田風磨の化学反応は未知数だけど、二宮くんのおともだちだから大丈夫と思えちゃう謎理論。正直、ゲーム興味ないから実況されても分からないけど、立場逆転すると噂の二宮山田コンビの様子はぜひ見たい。

 

にしても、こんな緩い雰囲気でYouTubeはじめて、しかもメンバーも自由にスカウトして、事務所ノールックで動画アップして、ってシンプルにすごいよな。" ジャニーズ事務所にいることによる制約 " みたいなのは、しばしば話題になるけど、ちゃんとした企画能力と信頼と実績があれば割とタレント発信でも、何でもできる事務所なんだな、と改めて思う(SNSしかり、YouTubeしかり、サブスクしかり、会社設立しかり)。まあ、そこまで到達するまでのもどかしさはあるかもしれないけど、若手だって何もできない訳じゃないし。というのは余談。(更に話が逸れると、堂本剛様の眉毛はどこまでいくのでしょう。笑)

 

「ジャにのチャンネル」って絶妙にジャニーズっぽいダサさがある。というのは置いておき、あっという間に200万人が登録し、今後本格的に企画が始まれば、また増えそうな数字。数字は全てじゃないけど、また新たな武勇伝を楽しみにしている次第です。絶妙とりあえず100万人突破で貰える盾を囲んで4人でキャッキャしてほしい。