marron

ARS AAA HP FB 1D K&P 7MS

3月31日 濃いピンクの彼

シンデレラガールを初めて聴いたときの衝撃は忘れないと思う。音楽はただただ趣味で聴くのでそれらしい分析なんてできないけど、めちゃくちゃ凝ってる曲だっていうのは分かったし、一瞬で好きになった。

嵐以外のジャニーズのCDを買ったのは「世界に一つだけの花」以来。うわ〜ジャケ写眩しい…なんて思いつつ、買わずにはいられなかった。

 

そこから時を経て2020年冬。私はキンプリのFCに入った。アルバムは2作とも買ったし、koi-wazurai以降のシングルは買ってるし、あとはただ自分の決断の問題で、単に嵐から一回り若返るから眩しさの問題だった。それも「いやあんたは年齢的にむしろキンプリじゃない?」という周りの一言で入るんだからもう一押し欲しかっただけなのかもしれない。

 

何が言いたいかというとデビュー以降、茶の間ファンくらいではあったつもりだけど、Jr.時代のことはリアルタイムでは全く知らないし、もちろん嵐の番組(記念館とかMJ倶楽部とかVS嵐)に出た時には見てたけど、いよいよこれは私もキンプリ沼に落ちたなって思い始めた頃には、もう岩橋玄樹くんは活動休止していた。

だから私は岩橋くんのことを語れるほど彼のことを知らない。Jr.時代からセクゾのメインバックについて、恋人にしたいJr.を5連覇して、PrinceとしてMr.KINGとともにJr.のトップにいて、野球とアメリカが好きなことくらいは知ってるけど。

簡単に" 治る "なんて言っちゃいけないことは重々承知の上で、いつかまた6人のキンプリを見れるって思ってたし、これからリアルタイムで追えることはたくさんあるだろうなって、そう思ってた。だって雑誌で岩橋くんの話は時折出てきたし、演出でもピンク取り入れるし、シンデレラガールの岩橋くんの立ち位置は空いたままだし。今年のカレンダーの付録の手紙も6枚目があるんだもん。

 

でも現実はそうはいかなかった。

私は推しG(≠ジャニーズ)で2回、メンバー脱退をリアルタイムで経験した。1回目は好きになって間もなくあれよあれよといつの間にか自己都合で辞めることになって、2回目は不祥事責任なので仕方ないものだった。

今回、3回目。

切ないなって思った。休止したくて休止した訳じゃない。辞めたくて辞めた訳じゃないのだと思う。想像することしかできないし、きっと想像を遥かに超えるんだろうけど「デビュー」は環境に大きな変化をもたらして、そうせざるを得ない状況になってしまったのだと思う。" 自己都合 "は自己都合でも、病気が思うように治らなくてけじめをつけたなんて切ない。

こんなに岩橋くんのリアルタイムを知らない私でさえ、岩橋くんの写ってる写真とか映ってる動画みて切なくて胸がきゅっとなって、ちょっと泣きそうになる。

そりゃそうだよ、見た目は5人でもKing & Princeはずっと6人だったんだから。

 

ただ、切ない結末だけど悪い結末じゃないし、FC動画の5人は明るかったから、これからも親友・友達だって言ってたから。偶には話を聞けたらいいなとも思うし、King & Princeには、これからもたくさん楽しませてもらいたい。

 

岩橋くんの未来にもキンプリの5人の未来にもどうかたくさんの幸せが溢れていますように。